命日

今日は義父の命日。
お仏壇に向かってそちらはいかがです?元気ですか、
と尋ねて笑います。

生と死を分けるものは何でしょう。
姿が見える、触れる、話せる、声が聞こえる、
死によって現実にできなくなることはたくさん。
ただ、生を終え死に向かったその命も変わらず、私の中で生き続け、
励まし、支えてくれます。
生きている時とその存在は変わりません。

もうすぐお盆。
旅立った人々の思い出話に花を咲かせたり、
伝えきれなかった思いを声にしてみたり、
今を生きる私から感謝を届ける、そんな時間を持ちたいと思います。

眞野 智和

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