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長~い目で

にゃんにゃんにゃんの日ってよ、商店街での買い物は、
人々のおしゃべりを耳にしたり、はずんだりしてにぎやかで楽しいひとときです。
「明日は祝日で休みやん、あわてて明日の分も買い出しに来たばい」
というおじさんは
家の在庫が切れたら泣きそう、というお気に入りのイチゴを買っていた。
いつも朝採り野菜とイチゴを持ってきてくれる農家さんは、
「休みじゃないとよ、明日はジャガイモの種まくと」
とうれしそうに話していた。
収穫は6月頃になるらしい。
「楽しみにしとーよ」と言って別れた。

みんな種まきはできているかな?
運勢を12年周期で考えてみよう。
智和研では、12年間のうちの2年間を幕間の時間と呼んでいます。
十干を人生の舞台、十二支は時間の流れ。
舞台と時間との差が二つ、舞台は暗転し時間だけが流れる二年間と考えます。
それが幕間の時(まくまのとき)。
舞台が暗転しているわけだから、
不安も大きくなりやすいし焦りやすくなり、不安に駆られて、
動いても上手くいきにくい時。
そんな時間が、十二年間の内の二年間あるという考えです。

恐れることはありません!
幕間の時間ですから、それまでの10年間の疲れを癒したり、
次の10年へ向けて準備に充てたりするにはとてもいい時ですから、
大きな決断は避け、学んだり、メンテナンスをしたりする時間に充てましょう。

今日の運気、明日の運気も大切ですが、長い目で自身の運気の流れを見ることも必要です。
大きな流れの中の今を生きることをおすすめしたい。
長い目で見る、
人生にもそんな視線を一つ持つと、やたらと不安になることも焦ることもなくなります。
自然の営みをヒントに暮らしを考えてみると、余計なものがそぎ落とされます。
身も心もふわりと軽くなるようです。

眞野 智和

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