桃の節句
桃の節句には、毎年、祖母が作ったマクラメのひな人形を飾ります。
娘(私から見ると叔母)や、孫(いとこたち)がたくさんいる中で
祖母からひな人形をもらったのは私だけ自慢です。
なぜか、もらった場面を今も鮮明に覚えています。
祖母は手先が器用で、私が幼い頃には、浴衣を仕立ててくれたり、セーターを編んでくれたり
いろんな物を手作りしてくれました。
ひな祭りは、亡き祖母を思い出すとてもいい時間です。
家族への思いは人それぞれ。
結婚はただの紙切れ、とおっしゃる方もいますが、算命学の考え方はそれとは違います。
結婚や親子の関係性には意味があり、影響し合うと考えますから
友人や恋人のときとはまったく違う約束事が生じます。
家族は近い関係であるがゆえに、冷静さを欠いてしまうのは仕方がないこと。
親だから子を理解できるとは限らない、その逆もあると算命学では考えるのです。
家族との関係性を知れば、ひとり苦しまずに済みます。
長年のわだかまりのワケをみつけることができます。
それもこれも、あなたの宿命を知るところから始まります。
眞野 智和