思い出のレシピ
福岡市は3年ぶりに、博多祇園山笠(7月1日から15日)が開かれます。
街のあちらこちらに飾り山の準備が進んでいて、いよいよかと気分上々です。
最近、お気に入りのクッキーが、近所で手に入らなくなり、
ならば自分で焼くチャンスと思い立ち、焼き始めた今日この頃です。
インターネットを検索すれば、わんさかレシピはあふれていますので困ることはありません。
が、ふと今まで食べたクッキーの中で、忘れられないおいしさを思い出したのです。
まだ幼かった私に叔母が、「料理教室で習って焼いたのよ」とくれたもの。
もしかしてと願い、遠方で暮らす叔母にレシピを尋ねたら
「レシピあるよ」との知らせ!
まさかや~ん。
さすが陰の水性、愛情深いわ~と算命学的にも納得しながら、
わくわくしました。
早速写真に撮って送ってもらったレシピは、叔母のきれいな文字がなつかしい。
思い出の味を引き継げる食文化の醍醐味をしみじみとかみしめます。
叔母と再会できるときには、おもてなしができるようにレシピを自分のものにしておこう。
眞野 智和