祈り
その一瞬のおかげで生きている、生きていられる、
という出会いや出来事があります。
私にとっては、チェルノブイリの原発事故の支援に奔走する方を
取材した機会がそのひとつです。
「どんなに力を尽くしたとしても、人にはできる限りがあり、
大きな責務を果たそうと努力し続ける医師や看護師でも
祈ることしかできない瞬間を目の当たりにする」
「そんな不条理や無力さに打ちのめされたとき、
特別な人間でなくても、私にもできる、共に祈ることができると気づいたの」
と話してくれた。
人は一環を生きています。
祈りをささげ、心を寄せることで
あなたの使命に気づくことができるかもしれません。
謙虚でいることを忘れない、一瞬の出会いは、永遠に私を支えています。
奇しくもチェルノブイリはウクライナの北部。
ウクライナの人々の平和を祈ります。
眞野 智和
